歯並びが悪いとコンプレックスの原因に

歯がデコボコしていたり、前歯が大きく前に傾いている出っ歯のような不正咬合(悪い歯並び)の方は、歯並びをコンプレックスに感じてしまっていることが多いです。そのため、歯を見せて笑うことに抵抗を感じたり、人と話すときに口元を手で隠していまうような癖がついてしまうこともあります。また、歯並びのコンプレックスが原因で自分に自信が持てなくなり、消極的になってしまったり、人前で話せないなどといった、人とのコミュニケーションが難しくなる場合もあります。さらに、接客業や営業職などの人前に出ることが多い職業の方は、見た目の印象から仕事に悪影響を及ぼしてしまうこともあります。しかし、歯列矯正治療をおこなうことで、コンプレックスの原因となる歯並びを正しい位置にキレイに整えることができるため、コンプレックスの解消に繋がるのです。

歯列矯正治療がコンプレックスの解消に繋がる

歯列矯正治療によって歯並びがキレイに整うことは、コンプレックスの根本的な原因を解消することに繋がります。そのため、歯並びを気にすることなく歯を見せて笑うことができたり、会話を楽しくことができるようになります。また、自分に自信が持てるようになることで、積極的になり、考え方も前向きになることで、周囲から明るくなった印象を持たれることも多いです。歯並びをキレイに整えることは、口腔内や身体の健康だけでなく、心の健康にも繋がるのです。

悪い歯並びによるその他の悪影響

虫歯や歯周病のリスクが高くなる

悪い歯並びは、歯磨きがしにくく、歯ブラシが届きづらい箇所ができてしまうため、食べカスや歯垢(プラーク)などの汚れを磨き残してしまいやすいです。そのため、汚れが溜まり口腔内に歯垢など細菌が増えてしまうことで、虫歯や歯周病のリスクが高くなってしまいます。また、虫歯や歯周病になることで口臭もきつくなることがあります。

消化器官に負担がかかる

歯並びが悪い場合は、嚙み合わせも悪いことが多く、うまく食べ物を咀嚼することができないことがあります。また、噛むことによって唾液の分泌を促し、唾液に含まれる消化酵素によって消化しやすい状態にするのですが、噛み合わせが悪いためしっかりと噛み砕くことができないだけでなく、唾液の分泌量も減ってしまいます。そのため、細かくできないまま飲み込んでしまうことで消化に時間がかかることから、胃や腸に負担がかかってしまいます。これが原因となり、消化不良や胃炎、下痢や便秘などになってしまう場合もあります。

体が歪む

噛み合わせが悪いことで、食事の際に噛みやすい側の歯で噛む癖がついてしまいます。偏った側の歯ばかりで噛んでしまうと、顎や顔の筋肉の成長に左右差ができてしまうため、顔が歪んでしまう場合があります。また、顔が歪んでしまうだけではなく、噛み合わせが悪いと頭を支えている顎や顎周辺、首などの筋肉が過緊張を起こしてしまうことで、結果的に体全体が歪んでしまう場合があり、頭痛やめまい、肩凝りなどを引き起こしてしまうこともあります。

発音が悪くなる

受け口や開咬などの不正咬合は、舌がうまく動かせないため滑舌や発音に支障をきたすことがあります。特にサ行やタ行などの発音がしにくく、言葉が不明瞭になる傾向があります。また、英語などは正しい発音ができないため、相手に意味が通じないことなども考えられます。

悪い歯並びの治療法

ブラケット矯正

悪い歯並びの治療法として、歯列矯正治療があります。主な治療法として、ブラケットという金属製の装置を歯の表面に装着してワイヤーを通し、力を加えながら引っ張ることで歯を動かしていくブラケット矯正が一般的です。費用が矯正治療の中でも安く、様々な症例にも対応ができる治療法ですが、装置が目立ちやすいというデメリットがあるため、歯並びがコンプレックスになっている方には、治療が終わるまで口元が気になってしまうことも考えられます。その場合、矯正器具が目立たない歯の裏側に装着する、舌側矯正(リンガル矯正)という矯正方法もあります。

マウスピース型矯正

マウスピース型矯正は、透明なマウスピース型の装置を歯に装着して、定期的に動いた歯に合わせた新しいマウスピースと交換していくことで徐々に歯を整えていく矯正方法で、中でもインビザラインが近年、普及率の高い治療法として注目されています。

マウスピース矯正は、透明で歯にフィットしているため、目立ちにくく周囲に矯正治療をしていることが気付かれにくいです。さらに、ご自身で取り外しができるため、食事や歯磨きの際に取り外すことで普段と同じようにおこなうことが可能です。ただし、歯を動かすためには装置を20時間以上装着する必要があるため、長時間外していたり着けたり外したりを繰り返してしまうと、歯が効果的に動かないだけでなく、マウスピースが歯に入らなくなってしまうことがあるため注意が必要です。

外科手術をおこなう場合もある

歯列矯正治療では、歯並びや噛み合わせを治療することはできますが、骨格までは治療することはできません。そのため、顎の骨が原因で不正咬合になってしまっている場合(顎変形性)は、外科手術によって顎の大きさや位置を調整することが必要になるケースがあります。基本的に歯列矯正治療は保険適用外治療(自由診療)ですが、外科手術による矯正治療の場合は、国の指定機関でおこなうことで保険適用となります。

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